どうして猫は
どうして前足をパーにして跳ぶの。
どうして体が液体化するの。
どうして見てないとごはんを全部食べないの。
どうしてとにかく猫キックするの。
どうして朝起こすとき喉に乗ってくるの。
どうして家族がひとりいないと元気が無いの。
どうして泣いていると顔を覗き込むの。
どうして犬のエス君の座り方に似ているの。
どうしていけないことを顔を見ながらやるの。
どうしてそんなにしっぽを動かせるの。
いや、
動かしているのではなくて
猫のすべてはしっぽの中にあるんだとみた。
もしも”ひとねこ”になれたとしても
ああはいかないそうですよ。
どうして前足をパーにして跳ぶの。
どうして体が液体化するの。
どうして見てないとごはんを全部食べないの。
どうしてとにかく猫キックするの。
どうして朝起こすとき喉に乗ってくるの。
どうして家族がひとりいないと元気が無いの。
どうして泣いていると顔を覗き込むの。
どうして犬のエス君の座り方に似ているの。
どうしていけないことを顔を見ながらやるの。
どうしてそんなにしっぽを動かせるの。
いや、
動かしているのではなくて
猫のすべてはしっぽの中にあるんだとみた。
もしも”ひとねこ”になれたとしても
ああはいかないそうですよ。
18年間、ニャンゴロは1匹の猫と一緒に暮らしていた。生まれたたくさんの子猫たち。そして年とともに狡猾に、利発になっていったお母さん猫。
少年時代に、家で撮った写真のほとんどに、その猫は登場する。今でも朝起きるとその猫の気配を感じることがある。きっと、この界隈にいるんじゃないかと思う。
18歳の三毛猫は、僕が22歳の時、静かにこの世を去った。少し長かった三毛猫の人生は、ニャンゴロ一家にとって、かけがえのないものだった。朔も、オレンヂ家のなくてはならない家族になりつつあるようだね。
朔を何度ものぞきに行ったオレンヂさんの記載を見て、あ、間違いなく飼うな!と確信していた。朔は、オレンヂ家に来ることが決まっていたんだ。