風の音で目が覚めてしまった娘を寝かせながら
雨戸の外で時折吹く突風に
ますます目が冴えてしまった。
こんな夜はいつも
外にいるエスくんが気になる・・・
とここでいつも
あ、もういないんだ。と思い直す。
エスが亡くなってそろそろ2ヶ月になるけど
犬小屋があった場所に
どうしても気配を感じてしまう。
病院に行く途中で
「帰って来るんだよ」と声を掛けたときに目が合った。
その表情を私はどう理解すればいいんだろう。
気配の主は
たぶん私の気持ちなんだろうね。
いつも時間がたくさん要るんです。
雨戸の外で時折吹く突風に
ますます目が冴えてしまった。
こんな夜はいつも
外にいるエスくんが気になる・・・
とここでいつも
あ、もういないんだ。と思い直す。
エスが亡くなってそろそろ2ヶ月になるけど
犬小屋があった場所に
どうしても気配を感じてしまう。
病院に行く途中で
「帰って来るんだよ」と声を掛けたときに目が合った。
その表情を私はどう理解すればいいんだろう。
気配の主は
たぶん私の気持ちなんだろうね。
いつも時間がたくさん要るんです。
小さい頃、実家は動物だらけだったので いろんな時にいろんな子たちが亡くなって行きました。そういうもんだといったような感覚があったの。
でも、今はこわくて動物が飼えません。数年前のハムスターが どんどん弱って行く姿が耐えられなかった。
大事にしている分、思いが強いと 別れがつらすぎる。
エスくんへの思いは きっと伝わっていったよ。